社員インタビュー

interview

多能工ならではの難しさ。ミスを減らして頭をフル回転させるマイルールとは?

Q.経験者として入社し早くもリフォーム事業部の知識や技術面を支えていると言っても過言ではない中埜さん。セスコに入社するまでにどんな仕事をしてきたのか教えて下さい。

職人としての道に進むきっかけは20代半ばのころに設備屋(水道関係)として働きはじめたのがきっかけでした。そこで1年半くらい修行をして、その後すぐに独立しました。
途中で失敗もありつつ個人として仕事を請け負ってきましたが、やっぱり社員として働くメリットも考えるようになり、縁あってセスコに入社する事になりました。

Q.セスコでは多能工(色々な種類の工事をおこなえる人)として活躍していますが、設備以外の工事はどうやって身に付けたんですか?

独立してから初めは大工工事とか内装工事とかは外注してたんですが、見ているうちに自分でもできそうだなと感じるようになりました。
ただ不安な面もあるんで、初めはその職人にきちんとお金は支払うんですけど、俺がやる所を見ていてくれって頼みました。それで間違ってる所があったら教えてくれと笑
そうやって職人にお金は払うけど実際に作業するのは自分っていう期間を経て、段々と色々な職種ができるようになっていきましたね。

Q.もともと多能工としてやっていきたいみたいなのはあったんですか?

はじめから多能工になろうとは思っていなかったんですが、たとえばトイレ交換のリフォームをする時に設備工事しかできないと最初のトイレの外しと最後の新しいトイレの設置しかできないんですよ。
その間はずっと待っているだけの時間になるので無駄だなと。
だから1人で全部できるようになった方が絶対効率がいいなと思いましたね。

Q.多能工ならではの辛い部分などはありますか?

複数の現場が重なると管理をするのが大変です。
ちょっとした材料を買い出しに行くときでも、「あれ?どこの現場の物を買いにきたんだっけ?」と混乱したりしますね。
そこに営業から「○○の現場の××がさー」とかって電話が来ると、頭の中がパニックになる事もあります笑

Q.現場が多くなってもミスをしないように何か工夫していたりする事はありますか?

これは前職からの経験なんですが、移動中は音楽とかラジオを聞かないようにしています。
音楽とか聴くと無意識に歌詞を思い出したりしようとして脳みそのメモリが減るんですよね。
だから細かい事を忘れたりするんで、移動中に音楽とかラジオを聞かないのはマイルールにしています。

Q.職人さんの世界って向き不向きみたいなのはあるんですか?

ハッキリ言ってありますね。

僕も初めに設備屋に入社した時は当時の社長から「1年続けて身に付かないなら向いてないから辞めろ」って言われました。だから僕も独立してから社員には同じような事を言っていました。
でも職人の面白い所は、たとえば設備工事は向いてなくても大工工事は向いているとか、内装工事なら楽しくできるとかあるんですよ。

だからリフォーム工事の職人っていっても色々な職種があるんで、自分が向いている・楽しいと思える職種に出会えるかどうかが大切だと思います。

Q.今からセスコに未経験の人が入ってきたらどのような流れで教えていきますか?

まずは自分の現場についてきてもらって手元(簡単な手伝い)からやってもらいますね。一緒に作業しつつ、その人でもできそうな工事があれば段々と任せていきたいです。
特にリフォームの現場では色々な職種の工事をやってますから、未経験でも色々な工事をやってみたいという人にはピッタリだと思いますよ。

Q.最後に、これから入社する方にアドバイスがあればお願いします。

若い職人さんの数ってだんだん減ってきてるんですよ。職人の世界では40代でも若者扱いです笑

だから20代とかで色々な職種を経験して自分で出来るようになればもう無敵です。どんなリフォーム会社も欲しがる人材になれるんで。
別にリフォーム会社じゃなくても自分で独立する道もありますし、本当に職人の世界は無限に可能性があります。
その技術は十分に教えられるんで、あとは自分で楽しいと思える事を伸ばしていきましょう。

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